レクリエーション・
インストラクター
スキルアップ制度

RIスキルアップ制度とは

レクリエーション・インストラクター(RI)のスキルアップ制度について

レクリエーション・インストラクターが、現場での経験を重ね、「実践力」「講師力」「講師育成力」といったスキルを積み上げていく制度として
2018年度からスタートし、5つの階梯を設定しています。

それぞれの階梯において、申請要件・認定要件が設けられています。
現場での経験や学びを積み重ねることで、レクリエーション・インストラクターとしての各階梯におけるスキルが認められます。

「実践力」支援技術を活用してレクリエーション支援ができる力
実践力
「実践力」支援技術を活用してレクリエーション支援ができる力
「講師力」支援者向けに レクリエーション支援 を教授できる力
講師力
「講師力」支援者向けに レクリエーション支援 を教授できる力
「講師育成力」講師を育成できる力
講師育成力
「講師育成力」講師を育成できる力

【5つの階梯】

5つの階梯

スキルアップ解説動画

スキルアップ制度について、わかりやすく解説しています。


スキルアップ解説動画

「実践力」とは

「実践力」とは

「実践力」とは

  • 支援の対象となる人々に、レクリエーション活動を用いてレクリエーション支援を行う場面で必要な力
  • 対象者や目的に合わせ、支援技術を活用しながらレクリエーション活動を実践し、目的を達成させることができる力

ポイント

  • レクリエーション・インストラクター養成の現行カリキュラムの内容を理解し、「心を元気にすること」というレクリエーションの主旨(目的)を基盤として、支援技術を活用しながら、目的や対象者に合った支援ができる
  • アイスブレーキング・モデルに沿ったレクリエーション支援プログラムの立案ができる
  • 支援者としての資質を備え、基本的な支援技術が活用できる
  • 対象者に寄り添い、その場に合った適切な言葉をかけることができる

「実践力」が発揮される場面は?

「実践力」が発揮される場面は?

子どもの元気づくりや仲間づくり、高齢者の介護予防教室など、レクリエーション活動を用いた支援を行う場面など。対象者や目的に合わせてレクリエーション活動を選択し、ふさわしいかたちで提供することが求められます。

子どもの元気づくりや仲間づくり、高齢者の介護予防教室など、レクリエーション活動を用いた支援を行う場面
~対象者や目的に合わせてレクリエーション活動を選択し、ふさわしいかたちで提供~

「実践力」を高めるには?

「実践力」を高めるには?

支援者研修で支援の方法を習得したり確認したりしながら、支援の現場での経験を積み重ねましょう。

  • 実践現場を積み重ねる
  • レク支援者向けの研修を受講して研鑽を積む
  • 支援プログラムの立案と実践の振り返りをしっかり行う

支援者研修

都道府県レクリエーション協会などでの実施

アイスブレーキングセミナーや福祉レクリエーションセミナーなど、支援者向けの研修

チラシイメージ(1)
チラシイメージ(アイスブレーキングセミナー)
チラシイメージ(2)
チラシイメージ(ホスピタリティーセミナー)

「レクぽ」での配信

日本レクリエーション協会「レクぽ」で配信している支援者研修

レク活動を用いて集団の良い雰囲気を創るための支援技術
レクリエーション支援の全体像

都道府県レクリエーション協会向け

ここで都道府県向けに掲載するのは、支援者研修プログラムの例(文章)になります。


「講師力」とは

「講師力」とは

  • レクリエーション支援の方法を教授できる力
  • 支援者研修やレクリエーション・インストラクター養成講座等で支援の方法を教授することができる力

ポイント

  • レクリエーション・インストラクター養成の現行カリキュラムの内容を理解し、自身の経験をもとに、レクリエーション支援の意義を的確に伝え、受講した人が各現場で効果的に活用できるよう教授できる。
  • 研修の目的に合った研修プログラムの立案ができる。
  • エピソードなどの事例や、受講者同士のディスカッションをうまく活用して講義ができる。

「講師力」が発揮される場面は?

「講師力」が発揮される場面は?

支援者向け研修やレクリエーション・インストラクター養成講座において、講師として支援の方法を教授
~レクリエーション・インストラクター養成講座やボランティア養成講習会、支援者向けの研修
(アイスブレーキングセミナーやホスピタリティセミナーなど)で講師を行う場面に発揮~

講師力イラスト
教員向け研修の講師をしているシーン
教員向け研修の講師をしているシーン

「講師力」を高めるには?

「講師力」を高めるには?

最初は、講師目線で支援者研修に参加したり、講師補助を経験したりして講師の技術を習得しましょう。まずは身近な人へレクリエーション支援の方法を伝える経験から初め、講師向け研修に参加して研鑽を積んだり、経験を積み重ねたりして「講師力」を磨いていきましょう。

  • 講師経験を積み重ねる
  • 講師向け研修を受講する
  • 研修プログラムの立案をし、振り返りをしっかり行う

講師向け研修(講師トレーニング)

◆ 日本レクリエーション協会や都道府県レクリエーション協会が実施する講師トレーニングキングセミナーや福祉レクリエーションセミナーなど、支援者向けの研修

◆ 支援者向け研修を講師目線で受講する都道府県レクリエーション協会が実施する講師トレーニングキングセミナーや福祉レクリエーションセミナーなど、支援者向けの研修

講師向け研修イメージ
講師向け研修イメージ

実践力と講師力の違いとは?

参加者が、子どもや高齢者などのレクリエーション支援の対象者なのか、レクリエーション支援の方法を習得したい人なのかが大きな違いです。

レクリエーション支援の対象となる方々に、支援技術やホスピタリティを発揮してレクリエーション活動などを展開する力を「実践力」とし、ボランティア研修やフォローアップ研修、レク・インストラクター養成講座において、レクリエーション活動の展開方法や支援技術などのレクリエーション支援の方法を教授する力を「講師力」としています。
スキルアップ制度においては、 「講師力」とは支援の方法を教授する力であり、介護予防教室などの実践現場で“講師”として呼ばれる場合でも、参加者が支援の対象者であれば、その際に発揮するのは「実践力」です。

実践力と講師力の違いとは?

参加者が、子どもや高齢者などのレクリエーション支援の対象者なのか、レクリエーション支援の方法を習得したい人なのかが大きな違いです。

レクリエーション支援の対象となる方々に、支援技術やホスピタリティを発揮してレクリエーション活動などを展開する力を「実践力」とし、ボランティア研修やフォローアップ研修、レク・インストラクター養成講座において、レクリエーション活動の展開方法や支援技術などのレクリエーション支援の方法を教授する力を「講師力」としています。
スキルアップ制度においては、 「講師力」とは支援の方法を教授する力であり、介護予防教室などの実践現場で“講師”として呼ばれる場合でも、参加者が支援の対象者であれば、その際に発揮するのは「実践力」です。


「講師育成力」とは

  • 講師を育成できる力
  • 講師向け研修等において、支援者研修やレクリエーション・インストラクター養成講座等の講師を育成したり、
    講師を助言したりすることができる力

ポイント

  • 自身の講師経験を活かし、支援者向け研修の講師を養成したり、講師をする人に的確な助言をしたりできる現場で効果的に活用できるよう教授できる。
  • 自身の「実践力」「講師力」を磨き続け、経験を活かしたアドバイスができる。
  • 後進の育成、レクリエーション運動についての具体的な考えをもっている。

「講師育成力」が発揮される場面は?

「講師育成力」が発揮される場面は?
  • 講師向け研修(講師トレーニング)での講師
「講師育成力」を高めるには?

「講師育成力」を高めるには?

  • 多様な実践経験や講師経験を積み重ねる
  • 講師育成担当者としての経験を積み重ねる

講師育成担当者研修

講師育成担当者研修

日本レクリエーション協会が実施する講師育成担当者研修

日本レクリエーション協会及び都道府県レクリエーション協会主催の講師育成担当者研修を受講する。

講師力と講師育成力の違いとは?

レクリエーション活動の展開方法や支援技術の活用などのレクリエーション支援の方法を教授する「講師力」を高めようとする人を対象に、研修プログラム案(講義案)の作成方法や講義法を伝え、的確なアドバイスができる力を「講師育成力」としています。自身の高い実践力と講師力を基礎として、講師を育成していくことが求められます。

講師力と講師育成力の違いとは?

レクリエーション活動の展開方法や支援技術の活用などのレクリエーション支援の方法を教授する「講師力」を高めようとする人を対象に、研修プログラム案(講義案)の作成方法や講義法を伝え、的確なアドバイスができる力を「講師育成力」としています。自身の高い実践力と講師力を基礎として、講師を育成していくことが求められます。